会員企業紹介

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熊本県製薬協会の会員企業と、その製品をご紹介いたします

熊本県赤十字血液センター

熊本県赤十字血液センターは、血液事業を行う県内唯一の事業所として、県内の医療機関に必要な量の安全な血液を届けられるよう、業務を行っています。県内では、1日平均200名の献血協力を必要としており、2つの献血ルームと4台の移動採血車で献血者の受け入れを行っています。血液事業は、県民の皆様方のご協力により成り立つものであることから、今後とも、献血へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ窓口 096-384-6000
受付時間 平日 8:30~17:00

〒861-8039 熊本県熊本市東区長嶺南2丁目1-1
E-mail kmmt-somu@qc.bbc.jrc.or.jp

TEL
096-384-6000(代)
URL
https://www.bs.jrc.or.jp/bc9/kumamoto/

製品紹介

Ir-RBC-LR(照射赤血球製剤)

赤血球製剤は、急性あるいは慢性の出血に対する治療及び貧血の補正を必要とする病態に輸血された場合、最も確実な臨床的効果を得ることができる製剤です。血液保存液(CPD液)を混合したヒト血液200mL又は400mLから白血球及び血漿の大部分を除去した赤血球層に赤血球保存用添加液(MAP液)を混和した貯法2~6℃の有効期間が採血後28日間の液剤です。さらに、輸血後GVHDを予防する目的で15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されています。

FFP-LR(新鮮凍結血漿製剤)

血漿製剤の輸血は、血漿因子の欠乏による病態の改善を目的とされます。特に凝固因子を補充することにより、止血の促進効果をもたらします。血液保存液(CPD液)を混合したヒト血液200mL又は400mLから白血球の大部分を除去し分離したものと成分採血から白血球の大部分を除去して採取した新鮮な血漿を凍結したもので、融解すると黄色ないし黄褐色の液剤です。貯法は-20℃以下で有効期間が採血後1年間です。

Ir-PC-LR(照射血小板製剤)

血小板製剤の輸血は、血小板の減少または機能の異常により重篤な出血ないし出血の予測される病態に対して、血小板成分を補充することにより止血を図り、または出血を予防することを目的としています。血漿に浮遊した血小板で、血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取した黄色ないし黄褐色で貯法20~24℃の有効期間が採血後4日間の液剤です。さらに、輸血後GVHDを予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されています。